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さる、10月27日、28日の2日間にわたり、第40回日本実験動物技術者協会総会を京都にて開催しました。例年とは異なる時期での開催、内容で行ったために大会当日を迎えるまでは不安で一杯でしたが、蓋を開けてみると大会参加者は約800名となり、ご協力頂きました器材展示会場に居られました出展者の方も加えますと1000名に迫る方々が会場に集って下さいました。気なっていた天候も、大会両日とも晴天となり、参加者の会場へのアクセスに支障を来たす事もなく、快適な状況の中で開催する事が出来ました。 今回の大会では通常の大会での顕彰、技術功労、研究奨励の3賞ならびに、業界アワードの3賞とは別に、協会設立40周年記念として実験動物技術者表彰、実験動物技術研究功労賞を設定し表彰させて頂きました。これまでの地道な協会活動を続けてこられたその労を労う事が出来た事を嬉しく思います。 大会初日には、招待講演として同志社大学研究開発推進機構・再生医療研究センターの小泉範子助教授に『再生医療研究と実験動物 〜サルを用いた角膜内皮再生医療の開発〜』と題した講演を、また午後には特別講演として、東京大学名誉教授であり、解剖学者でもある養老孟司先生に『これからの実験動物技術者に求められる事!』と題してご講演頂きました。更に2日目には直木賞作家である浅田次郎先生に『人生いかに学ぶか! 〜生と向き合う技術者、そして人としての皆様に伝えたいこと〜』と題して講演して頂きました。各々の講演終了後には、仕事に対する姿勢、物事を見つめる視線を学ぶという意味でとても興味深く聞かせて頂きましたという感想を伝えて下さる方も居られて、参加者の皆様に記念大会ならでわの一時を過ごして頂けたと感じております。一方で、今回の大会は技術者協会の単独開催ではありましたが、関係多方面の皆様方のご理解とご協力の下に日本実験動物学会(以下、学会)との共催セミナーとしては『PCR法を使った実験動物のジェノタイピングの話題』を、ナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」(以下、NBRP-Rat)との共催シンポジウムとして『ラット生殖技術の進歩』、またその他にも教育セミナーとして『遺伝子組換え動物の微生物管理 〜スワ!感染症発生!こんなときあなたならどうする?〜』、特別セミナーとして『動物実験等の評価検証システム』等々何れも内容の濃い充実したセミナーを開く事ができました。この場をお借りしまして関係者一同心よりお礼申し上げます。 懇親会も記念大会として趣向を凝らして開催してみました。消化不良で終わる位なら、いっそやりすぎて叱られた方が良いとオープニングから音楽に乗せて大会前日から初日夕刻までに撮影しました様々な写真をステージに映し出すという通常とは異なる方法で懇親会をスタートしました。乾杯の発声はサプライズで急遽ご参加頂ける事になった養老孟司先生にお願いし、先生のご発声で乾杯をしました。その後は協会設立40周年記念として選出した21名の実験動物技術者表彰ならびに、11名の実験動物技術研究功労賞の授賞式を行いました。また、本大会では会の活性化を計るべく、日本実験動物器材協議会(以下、器材協)と協力してクイズラリーを開催しました。この各賞には器材協様より日本実験動物器材協議会賞を、来年度の第54回日本実験動物学会様より総会賞を、東海支部様より第41回日本実験動物技術者協会総会賞を、協会理事長より理事長賞を、そして協会8支部より日本実験動物技術者協会支部賞を、加えて本大会として大会長賞を設定し、各々の代表者の方に選定頂いた賞品をご提供頂き、授与を行ないました。実技協内はさておき、日本実験動物器材協会賞、第54回日本実験動物学会賞をご提供頂きました日本実験動物器材協議会様ならびに第54回日本実験動物学会様には心よりお礼申し上げます。 大会前には無理をお願いして本部ならびに各支部からこれまでの思い出の写真を数多く提供して頂きました。これら写真の全てを当日紹介する事は出来なかったのですが、選抜しました写真を編集し音楽に乗せて2編に分けて懇親会半ばと終わりにスクリーンに投影させて頂きました。酒宴の場という和んだ雰囲気の中で協会活動のこれまでを振り返り、暫し思い出に浸る一時を皆さんとご一緒できたことを幸せに思います。また、多くの方からフォトスクリーンの制作についてご質問を頂きましたが、実行委員の手作りであったことに皆さん驚かれていました。 このように2日間の40周年記念大会は盛況の内に終了する事が出来ましたが、その舞台裏では数多くの方々のご協力があった事を忘れる事が出来ません。関西支部圏内はいうに及ばす、関西支部圏外からもご支援を頂き、事前準備ならびに大会本番が無事運営できました事をこの場をお借りしまして心よりお礼申し上げます。 |